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「事故 」 の記事一覧
2008.02.05 Tue
盲導犬の交通事故
引用
出典:盲導犬犠牲で損賠提訴ー2008年2月5日東京新聞
目の不自由なお年寄りをかばい、トラックにはねられて死んだ盲導犬を訓練・無償貸与していた財団法人「中部盲導犬協会」(名古屋市)が、高知県のトラック運転手と運送会社に対して計約540万円の損害賠償訴訟を名古屋地裁に起こしていたことが4日、分かった。以上 東京新聞より引用

犬は法律的には動産ということですから、同種の動産を再調達するのに必要な金額が賠償額になるでしょう。
盲導犬1頭を養成するのに、どのくらいの金額がかかるのかとインターネットで調べてみると、300万円という金額がでています。それだけ貴重な動産ということです。裁判になるというのは、加害者側の保険との関係でその辺の理解が共有できないということかもしれませんね。

テーマ:法律全般 - ジャンル:政治・経済
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2006.06.16 Fri
歩行者と歩行者の事故
交通事故というと
自動車と自動車
自動車と二輪車
自動車と歩行者
いろいろありますが、
歩行者と歩行者というのも、結構あるんですね。

僕が経験したケースにも、
スーパーで、子供が高齢者に衝突し、高齢者が転倒した事故
私鉄のエスカレーターで、中年男性が高齢男性の上によろけてきて、高齢男性が転倒した事故
などがあります。

引用
出典:歩行中の衝突で賠償命令ー2006年6月16日日刊スポーツ

91歳の女性が交差点を歩行中、25歳の女性とぶつかり転倒したため骨折し障害が残ったとして、相手の女性に2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(大嶋洋志裁判官)は15日、約780万円の支払いを命じた。

 大島裁判官は「健康な成人の歩行者は、高齢者や幼児、視覚障害者など『歩行弱者』との接触、衝突を回避する注意義務がある」と判断。若い女性について「そばをゆっくり直進していた原告に気付かず、振り返ろうと立ち止まったため衝突した」と認定した。

 判決によると、2人は04年8月、人通りが多く、車がほとんど進入しない世田谷区の交差点中央付近で衝突。91歳の女性はあおむけに倒れて股(こ)関節近くを骨折し、歩行障害になった。
 判決は、損害額として慰謝料や治療費のほか自宅改造費や家事の休業費を含め約1000万円を算定。事故の時、91歳の女性も若い女性に気付いていなかったとして損害額から3割を減額した。
以上日刊スポーツより引用


相手が高齢者の場合には、損害は高額になることが多いですね。
高額になった場合の問題点は加害者側の支払い能力です。

こういう場合にも保険があります。
日常生活で他人に損害を加えた場合にこれを補償する保険です。

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2006.06.11 Sun
自転車事故と保険
自転車が加害者、歩行者が被害者という交通事故はかなり多いです。

特に、自転車の運転手が若者、歩行者が高齢者というケースでは
頭部打撲による死亡や重大障害、大腿骨骨折による歩行障害や寝たきり
という重大結果を招くことも少なくないです。

刑事事件では、重過失致死罪や重過失傷害罪に問われることになり、
民事事件では、数千万円の損害賠償を求められることになります。

引用
出典:増える自転車事故 重い賠償責任、保険で備えをー2006年06月08日産経新聞

子供からお年寄りまで手軽に乗ることができる自転車。利便性が高い一方で、事故も増えている。特に自転車が「加害者」となるような場合、刑事的な責任に問われたり、民事的にも損害賠償を請求されたりするケースもある。自転車にも事故による損害を補償する保険はあり、安全運転とともに、万が一の時のために備えたい。
以上産経新聞より引用


自動車事故の場合には、自動車保険で、補償できることになりますが、
自転車の場合には、まだまだ保険が広まっていません。
保険は必要ですね。

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2006.04.03 Mon
犬の免許証
犬の免許証ってなんなんでしょうか?

引用
出典:飼い主に「犬免許証」=共存目指し基本ルール徹底-ウィーン (時事通信)ーInfoseek ニュース2006年4月3日

オーストリアの首都ウィーン市は人間と犬の共存を目指し、運転免許証に倣い、愛犬家が犬を連れ歩くに当たっての「犬免許証」となる証明書の交付を始めた。市の担当者は「ウィーン市民は本当に犬好きで、人間と犬が共に暮らすには厳格な手段が必要と考えている。飼い主が愛犬、他人への責任を真剣に考えている証明」と話している。[時事通信社]
以上Infoseek ニュースより引用


犬を連れ歩く人に「免許証」を出す
逆にいうと、「免許証」がないと犬を連れ歩けない
ということでしょうか。

日本では、
犬の登録制度があります。

狂犬病予防法では、

(登録)
第4条 犬の所有者は、犬を取得した日(生後90日以内の犬を取得した場合にあっては、生後90を経過した日)から30日以内に、厚生省令の定めるところにより、その犬の所在地を管轄する都道府県知事に市町村長(都の区の存する区域にあっては区長とする。以下同じ。)を経て犬の登録を申請しなければならない。ただし、この条の規定により登録を受けた犬については、この限りでない。

2 都道府県知事は、前項の登録の申請があったときは、原簿に登録し、その犬の所有者に犬の鑑札を前項の市町村長を経て公布しなければならない。

3 犬の所有者は、前項の鑑札をその犬に着けておかなければならない。

4 第1項及び第2項の規定により登録を受けた犬の所有者は、犬が死亡したとき又は犬の所在地その他厚生省令で定める事項を変更したときは、30日以内に、厚生省令の定めるところにより、その犬の所在地(犬の所在地を変更したときにあっては、その犬の新所在地)を管轄する都道府県知事に市町村長を経て届け出なければならない。

5 第1項及び第2項の規定により登録を受けた犬について所有者の変更があったときは、新所有者は、30日以内に、厚生省令の定めるところにより、その犬の所在地を管轄する都道府県知事に市町村長を経て届け出なければならない。

6 都道府県は、犬の登録について、実費を勘案して政令で定める額の手数料を徴収することができる。

7 前各項に定めるもののほか、犬の登録及び鑑札の交付に関して必要な事項は、政令で定める。

しかも、
(抑留)
第6条 予防員は、第4条に規定する登録を受けず、若しくは鑑札を着けず、又は第5条に規定する予防注射を受けず、若しくは注射済票を着けていない犬があると認めたときは、これを抑留しなければならない。

登録しないとか、鑑札を着けない犬は抑留されてしまいます。

これは、もっぱら狂犬病予防の観点からのみ定められています。

これで、所有者はわかりますが、
自動車と同じで、所有者が「運転」=「連れ歩く」とは限りませんので、
占有者を特定し、責任を明確にするためには、日本でも「犬免許証」が有効かもしれませんね。

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2006.03.10 Fri
少年野球と熱中死
毎年のように、7月ころから10月くらいまで、スポーツをする少年たちの熱中症による死亡事故が報道されます。

2004年7月24日 小学生ソフトボールの練習中に小学4年生死亡(尼崎)
2005年8月2日 中学柔道部の合宿中に中学1年生が死亡(神戸)
2005年10月1日 ボーイズリーグの練習中に中学2年生死亡(京都)

熱中症については、スポーツ指導者とすれば、当然に意識しなければいけないリスクであるにもかかわらず、なぜくり返されるのでしょうか。

事故のその後が報道されることは少ない中で、
裁判提訴の報道がありました。

引用
出典:1億4000万円求め提訴 少年野球特訓死、両親が元総監督にー2006年3月9日京都新聞

京都府京田辺市の少年野球チーム「京都田辺硬式野球部」に所属していた中学2年生の奥瀬翔人君=当時(13)=が昨年10月、「ペナルティー」と称する練習中に倒れ、死亡したのは、元総監督が適切な処置を怠ったのが原因だとして、京都府木津町の両親が8日、元総監督を相手に、約1億4000万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こした。
以上京都新聞から引用


少年野球チームそのものは、日本少年野球連盟から、「チーム解散」「総監督除名」の処分を受けて、今は、存在しないようですが、
なぜ、悲惨な死を招いたのか裁判を通じて明らかにあれば、スポーツ指導者全体への警鐘になるでしょう。

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