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2006.02.13 Mon
札勘
弁護士という職についた人は、お札の勘定はあまりうまくありません。

僕もそうで、
まるで、播州皿屋敷のお菊さんみたいに、
「1枚 2枚 3枚・・」と数えて、なお1枚足りない?という状態です。

あるとき、おかしなできごとがありました。

僕が被告代理人でした。
裁判で和解することになりました。
原告が疑り深い人だったのか(被告が疑われるような過去があったのか)不明ですが、
和解の席上で、決済することになりました。
銀行保証小切手でいいですかと尋ねると、
原告代理人から「どうしても現金で」お願いしますという返事でした。

和解当日です。
裁判官・原告代理人弁護士・原告本人・被告代理人弁護士・被告本人の5人が和解のテーブルを囲みました。
裁判官が和解条項を読み上げて双方に確認を求め、双方納得し、
次に、和解金の授受です。

被告本人が、手提げ紙袋を出しました。
中をみると、バラバラの一万円札が入ってます。
(僕が、こそっと これどうしたん?と聞くと、自動預け払い機で100万円ずつ何回も下ろしたというのです)。

さあ どうぞとお渡ししました。

原告本人と原告代理人弁護士が数え始めました。

なかなか進みません。
見ていて、いらいらしてきた、裁判官も手伝い始めました。

100万円の山を次々に作っていきます。

10分以上かかったでしょうか。
一応、100万円ずつの山ができ上がりました。

ところが、4枚余ってしまいました。

またまた山を3人が手分けして数え直し始めました。

1枚減りましたが、やはり3枚余りました。

どうしましょう?!
これじゃ、和解の席が終わりません。

銀行員さんに札勘してもらっておれば、1~2分で終わったはずですが、
裁判官・弁護士・一般人が3人で札勘しても20分経っても終わりません。

とうとう、3枚余ったままで引き渡すことになりました。
原告代理人の責任で、銀行でもう一度勘定してもらって、
もし3枚余ってたら、必ず返すという紳士協定を結びました。

その後、3枚は帰ってきませんでした。
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お菊さん
 播磨総社から十二所神社を目指すことに。姫路城からは南西に10分くらいのところでしょうか?途中、わたくしは男性陣の熱い視線を浴びながら・・・(な、なぜだ?M子師匠といたからか???)ようやく到着! まずは拝殿です。 まったく人気がなかった・・・・ で、内
ι 2006.03.07 Tue 23:45

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