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2012.11.06 Tue
大学不認可  訴訟も検討
引用
出典:吉田学園、訴訟も検討 大学不認可 -北海道新聞2012年11月6日
札幌保健医療大など3大学の新設を田中真紀子文部科学相が不認可とした問題で、同大の来春開学を予定していた学校法人吉田学園(札幌市)の吉田松雄理事長が5日、札幌市内で記者会見し、決定の撤回を求める行政訴訟の提起を検討していることを明らかにした。他の2大学とも協議することを明らかにした上で「単独でも訴訟を視野に行動したい」と述べた。

 11月末に始まる推薦入試を予定通り行うため、仮処分申請も検討する。法的措置は不認可の取り消しを求める行政訴訟に限り、損害賠償請求については提起しない方針。

以上 北海道新聞2012年11月6日朝刊より引用

11月末に間に合わせるには、どんな裁判を提起して、どんな救済を求めていくのでしょうか
大学新設不認可処分取消訴訟と大学新設認可義務付け訴訟(本案)
さらに、大学新設認可仮の義務付け決定申立
をする必要があるでしょうね

大学設置基準を満たしているという点は争いがないようなので、「本案について理由があるとみえるとき」という要件が満たしているでしょう。
問題は、「償うことのできない損害を避けるため緊急の必要があること」に該当するかどうかでしょう。
ここでいう「損害」とは、申立人(つまり申請した学校法人)自身の損害のことです。来春の開学があれば受験しようと思っていた受験生の損害が入りません。
受験生の将来設計を台無しにするという感じの報道もありますが、その損害が考慮できないとなると、学校法人自身の損害は多くは経済的なものではないかという判断もありえます。
11月末までに、仮の義務付け決定を得るのは難しいかもしれませんね

引用
出典:文科相、3大学認可 来春開学が正式決定-北海道新聞2012年11月8日
田中真紀子文部科学相は8日午前、不認可と判断していた札幌保健医療大など3大学の新設を認可した。近く文書で大学側に通知する。これにより3大学の来春開学が正式に決まった。同大の運営母体となる学校法人吉田学園(札幌)は当初計画通り学生募集を始め、12月上旬の推薦入試も予定通り行う方針。
以上 北海道新聞2012年11月8日夕刊より引用

田中真紀子文部科学大臣による「不認可」→「不認可にしていない」→「新基準で再審査する」→「現行基準で対処する」→「認可」という騒動が6日間で終息した

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