大阪市北区にある関西合同法律事務所 弁護士歴30年井上直行のBlog エッセイならぬdessay です
法律事務所随想 | 弁護士つれづれ | 裁判所周辺の四季 | 裁判 | 憲法 | 教育・学校 | 土地建物 | 事故 | 労働 | セクハラ・パワハラ | 家族 | 離婚 | 遺言 | 商事 | カードサラ金借金 | 消費生活 | 環境 | 被害者 | 刑事 | 書評 | 旧所名跡 | 落語・漫才 | チャングム | 未分類 | 
弁護士井上直行です
リンクです
FC2カウンター
井上直行 弁護士ブログ  関西合同法律事務所 デッセイ
≪2017.05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  2017.07≫
最新記事
2009.10.31 Sat
弁護士の説明義務
引用
出典:説明義務違反、元公設弁護士に賠償命令ー2009年10月31日 南日本新聞
奄美ひまわり基金法律事務所の初代所長高橋広篤弁護士が手がけた多重債務処理をめぐり、奄美市の40代女性が債務処理を放置され精神的苦痛を受けたなどとして、220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10月30日、鹿児島地裁名瀬支部であった。
中島基至裁判官は、依頼者への説明義務違反を認め、高橋弁護士に158万円の支払いを命じた。
中島裁判官は判決言い渡しの最後で「すべての依頼者はそれぞれの人生に救いを求めて弁護士に債務整理を委任している」としたうえで、「委任事務を完全に終了させていない依頼者と誠実に向き合い、公設事務所の弁護士としての公的責務を果たし、信頼回復に真摯(しんし)に取り組むよう付言する」と異例の言及をした。判決理由で中島裁判官は、説明義務違反について、高橋弁護士が原告女性の代理人を辞任する際、辞任通知の的確な送付をしていないことや、辞任による不利益を一切説明していないことなどを認め、「弁護士としては著しく不適切」とした。
 一方、受任時の説明義務について、「高圧的な態度で原告の意向を一切考慮しなかったことなど不適切なところもある」としながら、「弁護士費用などについて一応の説明をしている」とし原告の主張を退けた。


医師の説明義務違反に基づく損害賠償請求認容判決はたくさんありますが、
弁護士の説明義務違反により損害賠償認容の判決まで出されたのは少ないでしょうね。
受任時の説明(事案からみた処理方針、今後の見込み、弁護士費用)とともに
辞任時の説明(辞任の理由、辞任による不利益)も必要で、
判決では、辞任時の説明をしていないという認定です。
弁護士の反論は連絡が取れなかったということですが、これは有効な反論にはならないようですね。
スポンサーサイト

テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済
消費生活    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

Comment

管理者にだけ表示を許可する

Top↑

TrackBack
TrackBackURL
http://kansaigodo.blog42.fc2.com/tb.php/319-3f54ce28

Top↑