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2008.04.05 Sat
自治会費に上乗せの寄付金徴収違法
引用
出典:自治会費に上乗せの寄付金徴収、違法の判決確定ー2008年4月3日 読売新聞
「赤い羽根共同募金」や小中学校への寄付金などを自治会費に上乗せして徴収するのは思想・信条の自由を保障した憲法に違反するとして、滋賀県甲賀市甲南町の「希望ヶ丘自治会」の会員5人が、同自治会を相手取り、会費の増額決議の無効を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(横尾和子裁判長)は3日、自治会の上告を棄却する決定をした。
 自治会側の敗訴が確定した。

 1、2審判決によると、同自治会は2006年3月、年会費を6000円から8000円に値上げし、増額分を寄付金に充てることを決議したが、原告側は「寄付は個人の意思に委ねられるべきだ」と主張していた。
 1審・大津地裁は請求を棄却したが、2審・大阪高裁は「増額した会費の徴収は事実上の強制で、社会的に許される限度を超えている。増額決議は思想・信条の自由を侵害し、公序良俗に反する」と、増額は違法と判断していた。

以上読売新聞より引用

自治会側は、募金団体から前年実績に応じた募金目標額が設定されていて、各戸を廻って集める自治会役員の苦労は大きい。その負担を軽くする便法として自治会費を上乗せしたのだろう。
しかし、個人の側では、上乗せ自治会費を支払わないために自治会を脱退すると、自治会設置のごみステーションを利用できないなどの不利益を受けることとなる。こうなると寄付金の強制ということになる。
似たような事例は、今も各地の自治会に結構あるのではないだろうか。
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