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2005.12.27 Tue
処分軽減 酒気帯びで懲戒免職の教員
教員の酒気帯び運転の処分が軽減されました。

引用
出典:大阪府教委、また処分軽減 酒気帯びで懲戒免の教諭ー朝日新聞

大阪府教委は12月26日、酒気帯び運転でいったんは懲戒免職とした岸和田市立小学校の男性教諭(31)の処分を「停職3カ月」に修正し、復職を認めると発表した。教諭の不服申し立てを受けた府人事委員会の裁決を受け入れた。同様の懲戒免職処分の「軽減」は、今月9日に次いで2件目。

 府教委によると、教諭は昨年4月、同僚と居酒屋で飲酒して終電に乗り遅れ、ミニバイクで帰宅途中、警官に呼び止められた。呼気1リットル中0.15ミリグラム以上のアルコールが検出され、罰金10万円の略式命令を受けた。5月20日に懲戒免職になったが、「処分が重すぎる」と申し立てていた。

 人事委は今月21日、「教員といえども懲戒免職は酷。過去の類似例と比べても合理性を欠く」として、処分を軽減するよう裁決した。竹内脩・府教育長は「飲酒運転に対して厳正に対処する姿勢は変わりがない」とコメントを出した。

 府教委は今月9日にも酒気帯び運転で懲戒免職にした高校教諭について、停職3カ月に修正する府人事委の裁決を受け入れている。 (以上 朝日新聞より引用)


忘年会のシーズンです。
酒を飲んでの自動車運転は絶対におやめくださいね。

2002年6月1日から、

道路交通法施行令の改正により,罰則の対象となる酒気帯び運転のアルコール体内保有濃度の基準値が,従来の呼気1リットルにつき0.25ミリグラムから0.15ミリグラムに引き下げられ,これまでより少ない飲酒量でも厳しく処罰されることになりました。

刑も、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金となり、初犯でも罰金20万円、再犯なら30万円が相場となりました。

酒気帯び運転に対する基礎点数について,0.25㎎/㍑以上13点、0.15㎎/㍑以上0.25㎎/㍑ 未満6点に引き上げられました。一発で免許停止です。

この罰則強化で、統計的には、酒気帯び運転の検挙率や 「飲酒運転者」の死亡者数が減少しています。

他方で、公務員特に教員と警察官の酒気帯び運転に対する処分が厳しくなってきました。一発懲戒免職です。高知県や秋田県では、県レベルで、実施しています。

大阪府教育委員会が、2004年4月~5月の教員の酒気帯び運転を一発懲戒免職にした2件が、不服申し立てを受けて、2005年12月に、大阪府人事委員会で「停職3ヶ月」に修正されました。

酒気帯びの程度が呼気1リットル中0.15ミリグラムという新基準の範囲内であったこと
一発懲戒免職という処分方針が必ずしも周知徹底されていなかったこと
が関係していると推測できます。

しかし、大阪府教育委員会は今後も一発懲戒免職と臨むとコメントしているようですから、これからは、こういう救済的な人事委員会の裁決は望めないかもしれません。
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