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2007.04.11 Wed
親子とはなにか
テレビ朝日の記者から電話がありました。

記者:先生のブログで、母子関係・父子関係 2006年09月05日 を拝見したのですが・・
井上:なんでしょうか
記者:今日、タレントの向井亜紀さん夫妻が記者会見するんですが、どうなると思いますか?
井上:どうなるって?そんなもんわかるわけないじゃないですか!
記者:認知するんでしょうか?
井上:認知は父たる男性がするもんです。向井亜紀さんは母子関係を認めてほしいと言ってるわけですから、認知してもしょうがないでしょう。
記者:最高裁の言った特別養子縁組でしょうか?
井上:日本での母子関係・親子関係を法律的に作り出すなら、特別養子縁組しかないでしょう。
記者:それをすれば日本国籍は得られるのですか?
井上:特別養子縁組は、実子と同じ権利関係を形成しますから、日本人の子となる以上は、日本国籍を得られます。
記者:ありがとうございました。でも向井亜紀さん夫妻はどうするんでしょうね
井上:そりゃ会見を聞けばわかる話でしょ

母子関係・父子関係 2006年09月05日 で書いたように、
母とは、母として育てる関係にある人です。。
その観点からいえば、子宮を貸しただけで育てる意思も、育てる関係性もない代理母シンディ・ランディードさんは「母」にはなりえません。
向井亜紀さんだけが「母」です。

それを法律関係に反映させるには、代理母と育てる母との間で特別養子縁組をするのが適当だと思います。

向井夫婦の会見はどうだったのでしょうか?
引用
出典:代理出産の向井夫婦“自称親子”宣言ー2007年04月12日付スポニチ紙面記事
向井は、法律上2人の子供となる特別養子縁組の手続きは当面とらないとした上で「“自称・親子”として立派に育てていきたい」と宣言。
高田は「ぽっくり逝くかもしれないから」と遺言を書くことを明かした。
成長した子供たちが養子縁組を望むケースも想定されるため、向井は「6歳の在留資格更新時まで考えていきたい」と含みを持たせ「子供がアメリカで生活したいと言えば、移住も考える」と話した。
以上スポニチより引用


遺言・在留資格更新・米国移住または養子縁組というのが向井夫婦の当面の選択のようです。
親子関係の法的内実は、扶養と相続ですから、こういう方法もありうる選択だと思います。
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