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2006.03.08 Wed
ヤミ金は貸金ではなく、不法行為
ヤミ金の「貸付」について、利息部分は違法無効ですが、
元本部分は合法有効か違法無効か見解が分かれていました。

最高裁判所が元本部分も違法無効という高裁判断を支持しました。

引用
出典:年利1200%の貸し付け、業者への全額返還命令が確定ー2006年3月7日朝日新聞

年約1200%の利息返還を求められたのは違法だとして、札幌市の男性が同市の貸金業者「ゴーリキ」を相手に、支払った元本分と利息合わせて約109万円の返還を求めた訴訟で、最高裁第三小法廷(堀籠幸男裁判長)は7日、業者側の上告を棄却する決定をした。「契約自体が、貸金に名を借りた違法行為で無効。返済額は不法行為による損害。元本も保護に値しない」として、男性の請求通り元利金の全額返還を業者に命じた二審・札幌高裁判決が確定した。
以上朝日新聞より引用


1200%は貸付ではなく、不法行為そのものでしょうが、

出資法の規制金利を越える利息はどうでしょうか?

当初出資法に定められた上限金利は、年109.5%でした。
その後、段階的に引き下げられ、2000年6月からは上限金利29.2%となっています。

 よって、現在では、金融業者が年29.2%を超える金利で貸付をすると出資法違反となり、刑罰が科されることとなります。

30%・60%・100%・200%の金利の場合には、どうでしょうか?

単に刑罰の対象になるだけか、元本まで含めて違法無効か。
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異常高金利 元本も返還義務なしの札幌高裁判決確定
 年1200%もの異常な高金利による貸付につき、返済した全額の返還を求めていた訴訟で、このような場合、交付した貸金は不法原因給付となり、借りた側は返還する義務を負わないと判断した札幌高裁平成17年2月23日判決の上告審で、最高裁第三小法廷(堀籠幸男裁判..
ろーやーずくらぶ 2006.03.11 Sat 18:57

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