引用
出典:マンション上階に住む幼児の足音は騒音、36万支払い命令ー2007年10月3日 読売新聞
マンションの上の階に住む幼児の騒ぐ音がうるさく、精神的苦痛を受けたとして、東京都内の男性が、幼児の父親に240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、東京地裁であった。
中村也寸志裁判官は「幼児の騒ぐ音は我慢できる限度を超えていた」として、36万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は東京都板橋区のマンション1階に住んでいたが、2004年4月ごろに幼児の家族が2階に引っ越してきて以降、幼児が室内を走り回ったり跳びはねたりする音に悩まされるようになった。抗議をしても、幼児の父親は「文句があるなら建物に言ってくれ」などと取り合わなかったため、男性は騒音計などで音を測り、提訴。幼児の家族は05年11月に転居した。
判決は、「騒音の程度は50〜60デシベルとかなり大きく、深夜に及ぶこともあった。被告は子どもをしつけるなど住み方を工夫し、誠意ある対応をするべきだった」と述べた。マンションにおける生活騒音の相談は多いです。
子どものいる世帯とそうでない世帯、生活時間帯が深夜に及ぶ世帯とそうでない世帯、床・壁の構造上の問題などいろいろな要素が絡むことが多いです。
また騒音の受け取り方にも個人差がかなりあるので、騒音の大きさを記録することも大切ですし、たいへんです。
どっちかが引っ越しておしまいというケースも多いので、裁判にまで発展し、判決が新聞に載るのは珍しいですね。