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「 2007年04月 」 の記事一覧
2007.04.25 Wed
自動継続定期預金
自動継続定期預金については、最高裁判所で預金者側に立った判例が続いて出されています。

引用
最高裁ウォッチャーHPより
平成11年(受)第320号平成13年3月16日第二小法廷判決 不当利得金返還請求事件
自動継続特約付きの定期預金債権に対する仮差押えの執行がされても,同特約に基づく自動継続の効果は妨げられない

引用
最高裁判所判例検索システムより
平成17(受)844号平成19年04月24日第三小法廷判決預金払戻請求事件
自動継続定期預金契約における預金払戻請求権の消滅時効は,自動継続の取扱いがされることのなくなった満期日が到来した時から進行する
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2007.04.19 Thu
憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本
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高橋 哲哉、斎藤 貴男 他 (2006/07)
日本評論社

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井筒和幸さん(映画監督)、森永卓郎さん(経済アナリスト)、室井佑月さん(作家)、こうの史代さん(漫画家)、多彩な執筆陣による親しみやすい憲法の本です。

書評    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

2007.04.11 Wed
親子とはなにか
テレビ朝日の記者から電話がありました。

記者:先生のブログで、母子関係・父子関係 2006年09月05日 を拝見したのですが・・
井上:なんでしょうか
記者:今日、タレントの向井亜紀さん夫妻が記者会見するんですが、どうなると思いますか?
井上:どうなるって?そんなもんわかるわけないじゃないですか!
記者:認知するんでしょうか?
井上:認知は父たる男性がするもんです。向井亜紀さんは母子関係を認めてほしいと言ってるわけですから、認知してもしょうがないでしょう。
記者:最高裁の言った特別養子縁組でしょうか?
井上:日本での母子関係・親子関係を法律的に作り出すなら、特別養子縁組しかないでしょう。
記者:それをすれば日本国籍は得られるのですか?
井上:特別養子縁組は、実子と同じ権利関係を形成しますから、日本人の子となる以上は、日本国籍を得られます。
記者:ありがとうございました。でも向井亜紀さん夫妻はどうするんでしょうね
井上:そりゃ会見を聞けばわかる話でしょ

母子関係・父子関係 2006年09月05日 で書いたように、
母とは、母として育てる関係にある人です。。
その観点からいえば、子宮を貸しただけで育てる意思も、育てる関係性もない代理母シンディ・ランディードさんは「母」にはなりえません。
向井亜紀さんだけが「母」です。

それを法律関係に反映させるには、代理母と育てる母との間で特別養子縁組をするのが適当だと思います。

向井夫婦の会見はどうだったのでしょうか?
引用
出典:代理出産の向井夫婦“自称親子”宣言ー2007年04月12日付スポニチ紙面記事
向井は、法律上2人の子供となる特別養子縁組の手続きは当面とらないとした上で「“自称・親子”として立派に育てていきたい」と宣言。
高田は「ぽっくり逝くかもしれないから」と遺言を書くことを明かした。
成長した子供たちが養子縁組を望むケースも想定されるため、向井は「6歳の在留資格更新時まで考えていきたい」と含みを持たせ「子供がアメリカで生活したいと言えば、移住も考える」と話した。
以上スポニチより引用


遺言・在留資格更新・米国移住または養子縁組というのが向井夫婦の当面の選択のようです。
親子関係の法的内実は、扶養と相続ですから、こういう方法もありうる選択だと思います。

家族    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

2007.04.06 Fri
中坊公平さん
中坊公平さんの名前が久しぶりに新聞に掲載されています。

引用
出典:中坊氏、弁護士再登録を申請 自主廃業から1年4カ月ー2007年04月06日朝日新聞
日本弁護士連合会(日弁連)元会長で、05年11月に住宅金融債権管理機構(現・整理回収機構)社長当時の不適切な債権回収問題で弁護士を廃業した中坊公平氏(77)が先月、大阪弁護士会に入会申込書を提出したことがわかった。中坊氏は債権回収問題をめぐって刑事告発されたが、弁護士廃業を表明したことなどから不起訴(起訴猶予)となった。同会は弁護士再登録の妥当性を検討し、入会の可否を決める。
 中坊氏は刑事告発を受けての捜査が続いていた03年10月に記者会見し、「責任を取って断腸の思いで弁護士資格の返上を決意した」と表明。1週間後、反省の態度を示したことなどを理由に起訴猶予処分が決まった。それだけに、廃業から約1年4カ月での登録請求は、議論を呼びそうだ。
以上朝日新聞より引用


刑事訴追を免れるため検察官と取引として弁護士会を退会し、起訴猶予になってから数年してまた弁護士登録するというやり方は、これまでも実例があります。
当の弁護士が無名のためにマスコミに騒がれることもなく、いつも間にか復活しているというわけです。

中坊公平さんの場合には、
罪なくして罰せず 罪なくして罰せず
中坊 公平 (2001/06)
朝日新聞社

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という著作があるくらいに弁護士としては破格の有名人ですから
いつのまにか復活はできないのでしょう。

この記事が朝日新聞しか書いていないというのも意味深長かもしれません。「議論を呼びそうだ。」と書きながらも、その実は応援かもしれませんね。

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