労働審判制度が4月1日から始まりました。
4月1ヶ月間の申立は、全国で93件だそうです。
47都道府県で割ると、1県に2件ですから少ないという感じがします。
初調停成立のニュースが出ています。
引用
出典:労働審判で調停成立 名古屋地裁初女性社員の解雇撤回ー2006年5月9日 読売新聞
労働者と会社間の紛争を迅速に解決するため、4月から導入された「労働審判制度」で、名古屋市熱田区の梱包会社を解雇された女性が解雇の無効確認を求めた審判が8日、名古屋地裁で開かれ、会社側が解雇を撤回することで調停が成立した。制度導入後、同地裁で解決したのは初めて。
女性は、大手メーター製造会社の子会社で、梱包会社社員立松恵美子さん(50)。熱田区の事業所で製品の梱包作業などに従事していた立松さんは今年3月、「上司の指示に従わなかった」として突然、解雇を通知された。思い当たることがなかったため、審判を申し立てていた。
この日の審判では、会社側代理人が「コミュニケーション不足だった」として、遺憾の意を表明して解雇を撤回、今月中旬から職場に復帰することで調停が成立した。立松さんは「労働審判で早期に解決できたのは何よりありがたい」と話した。
以上読売新聞より引用労働審判制度では、基本的は3回程度の期日で、調停案を出すことになっており、早期の解決が図られる半面、
未払い賃金の支払請求などはともかく、複雑な解雇事件には適さないのでないかという疑問もありました。
解雇事件で、解雇撤回で調停成立というのは、制度としては幸先のいいスタートですね。