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「 2006年03月 」 の記事一覧
2006.03.29 Wed
泣いて馬謖を斬る
馬謖とはなんなのでしょうか?

古代中国の武将の名前だそうです。

三国時代の蜀の武将で、諸葛亮の信任をうけ参軍しますが、街亭の戦いで命令に背いて戦略を誤り魏軍に大敗したため、軍律により諸葛亮は泣いて馬謖を斬ったといいます。

転じて、日本では、
情として処分するに惜しい人物であっても、違反があったときには全体の統制を保つために処分するという意味に用いられています。

引用
出典:判決など偽造の弁護士に実刑─大阪地裁判決ー2006年3月29日日経ネット関西版

裁判所の破産宣告書や判決文などを偽造したとして、有印公文書偽造・同行使などの罪に問われた大阪弁護士会所属の弁護士、早川敏子被告(54)に対し、大阪地裁(杉田宗久裁判長)は29日、懲役1年6月(求刑懲役4年)の実刑判決を言い渡した。

 杉田裁判長は「責任感の強さから仕事を限界以上に抱え込んで処理しきれなくなり、依頼者を納得させるために偽造を始めた経緯には同情する」としたが、「弁護士が犯罪に手を染めた責任は重く、『泣いて馬謖(ばしょく)を斬る』の心情で実刑を選んだ」と述べた。

 判決によると、早川被告は2000年から04年にかけ、破産宣告書や調停申立書、判決文など37通を偽造し、依頼者に渡した。
以上日経ネットより引用


実刑というのは厳しい判決だと思います。
問われたのは、有印公文書偽造罪です。財産罪ではないですから、仮に依頼者と示談できたとしても、量刑が軽くなる事情にはならないでしょう。しかも、法律家が偽造したのですから、それを軽くしたのでは、収まりようがないでしょう。

泣いて馬謖を斬るという判決になったのでしょう。

刑事    Comment(0)   TrackBack(1)   Top↑

2006.03.29 Wed
留置番号
裁判で、住所も名前もわからない人については、どうするんでしょうか。留置番号や身体的特徴などで特定して裁判にかけることになります。

引用
出典:常習窃盗犯:「上野警察署留置番号第7号」に実刑判決ー毎日新聞 2006年3月29日

東京都台東区で店からケーキなどを盗んだとして常習累犯窃盗罪に問われ、身元を明かさずに「上野警察署留置番号第7号」として起訴された男に対し、東京地裁は29日、懲役2年(求刑・懲役3年)を言い渡した。
以上毎日新聞より引用


なぜ、名前を名乗らないんでしょうか?

名前を名乗ると新聞に出たりしますから、自分の身内の人たちに迷惑がかかるという配慮からではないでしょうかね。


なぜ、「第7号」さんなんでしょうか?

この人は2006年2月4日に逮捕されたそうです。
2006年1月1日から勘定して警視庁上野警察署で
「名前がわからず」留置された7番目の人という意味でしょうね。

そうすると、上野警察署管内では、名前を名乗らない人が多いということでしょうかね。

刑事    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑