大阪市北区にある関西合同法律事務所 弁護士歴30年井上直行のBlog エッセイならぬdessay です
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「裁判 」 の記事一覧
2015.01.23 Fri
京都府南部地域の「裁判所支部設置」運動
京都弁護士会は、京都府南部への地方裁判所・家庭裁判所の支部設置を求めて運動をしています
京都府南部の人口は、57万人を越えていますが、裁判所支部がなく、
住民は京都地・家裁本庁まで出向かねばならないのが現状です

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2011.02.12 Sat
弁護士会照会と損害賠償
引用
出典救急活動情報照会損賠訴訟:岐阜市に6万円支払い命令 違法性の確認は却下 /岐阜ー毎日新聞 2011年2月11日
岐阜市内で08年9月、救急搬送されて死亡した女性(当時31歳)の夫(39)=各務原市=らが、消防署の救急活動内容を弁護士会を通じて照会したのに回答を拒否されたのは違法として、消防署を管轄する岐阜市に対し、違法性の確認と損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、岐阜地裁であった。針塚遵裁判長は「回答を拒否する正当な理由はない」として市に6万5250円の支払いを命じた。
 判決は「回答拒否により、(医療過誤訴訟を提起しようとしている)原告の利益が妨げられた」と指摘した。違法性については、原告側が主張する法律の対象に該当しないとして却下した。
 判決によると、女性は08年9月19日、帝王切開手術後に大学病院に搬送されたが、そのまま死亡した。搬送に約1時間20分を要したため、原告側は救急隊の活動内容について愛知県弁護士会を通じて照会した。

以上毎日新聞より引用

弁護士法 第23条の2(報告の請求)
  弁護士は、受任している事件について、所属弁護士会に対し、公務所又は公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることを申し出ることができる。申出があつた場合において、当該弁護士会は、その申出が適当でないと認めるときは、これを拒絶することができる。
2 弁護士会は、前項の規定による申出に基き、公務所又は公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることができる。

弁護士法23条の2に基づく照会を受けた公務所又は公私の団体は、照会に応じずに報告をしなかった場合についての制裁を定めた規定がないものの、当該照会により報告を求められた事項について、照会をした弁護士会に対して、法律上、報告する公的な義務を負うものと解するのが相当である(大阪高裁判決平成19年1月30日金判1263号25頁)と解釈されています。

回答拒否に対し、損害賠償を認めた事例も出ています(京都地判平成19年1月24日判タ1238号325頁)
法定相続人の一人である原告が、遺言執行者である被告(司法書士)に対し、原告の代理人弁護士の申出に基づいてされた弁護士法23条の2に基づく遺言執行状況についての照会について回答しなかったことが違法であるとして、損害賠償請求をした事案で、
京都地裁は、弁護士法23条の2に基づく照会について相手方は、自己の職務の執行に支障のある場合及び照会に応じて報告することの持つ公共的利益にも勝り保護しなければならない法益がほかに存在する場合を除き、原則として拒絶することができない、遺言執行者は共同相続人に対し遺言執行の内容について報告すべき義務を負っており受遺者の同意がないことは回答を拒絶する正当な理由になりえないとして報告拒否が違法であるとした上、損害賠償請求を認めています。

本件は、これとどうようの立場に立って、損害賠償を認めたものといえます。

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2009.02.28 Sat
福岡高裁判事を準強制わいせつ罪で起訴
引用
出典:準強制わいせつ罪で福岡高裁判事を起訴 宮崎地検ー2009年2月28日西日本新聞

宮崎地検は27日、高速バス内で女性の体を触るなどしたとして、準強制わいせつ罪で、福岡高裁宮崎支部判事の一木泰造容疑者(52)を宮崎地裁に起訴した。
 起訴状によると、一木被告は今月8日午後9時ごろ、熊本県人吉市の九州自動車道加久藤トンネル付近を走行中の高速バス内で、眠っていた隣席の女子短大生(19)の下半身を触るなどしたとされる。
 捜査関係者によると、女性のズボンなどから一木被告とほぼ同じDNA型の皮膚片を採取。一木被告は逮捕当初否認していたが、捜査段階で「被害者に申し訳ない」と容疑を認める供述をしたという。一木被告は「家族に迷惑がかかると思った」と話しているという。
 福岡高裁によると、一木被告から退官願が出されており、取り扱いを留保しているという。同高裁の平田豊事務局長は「現職の裁判官が起訴されたことは、誠に遺憾である」とのコメントを出した。
=2009/02/28付 西日本新聞朝刊=


逮捕のニュースが流れたときに、まさか現職の高等裁判所裁判官が・・ なにかの間違いではないか・・とも思ったが、本人も事実関係を認めているという。
痴漢加害者は、職業・年収・地位を問わず、どこにでもいるということだろうか。

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2008.07.04 Fri
正露丸
大幸正露丸 200粒





引用
出典:大幸薬品の敗訴確定=正露丸販売差し止め訴訟-最高裁ー2008年7月4日時事通信
胃腸薬「正露丸」を販売する大幸薬品(大阪府吹田市)が「イヅミ正露丸」販売元の和泉薬品工業(和泉市)に販売差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(津野修裁判長)は4日、大幸薬品側の上告を受理しない決定をした。「正露丸の名前は一般的名称として認識されている」とした一、二審判決が確定した。
 一審大阪地裁は、商品名の上に大幸側がラッパ、和泉側がひょうたんの図柄を表示しており識別は可能だとして、請求を棄却。二審大阪高裁もこれを支持していた。

以上時事通信より引用

もとは「征露丸」だから一般名称でしょうね

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2008.06.12 Thu
筆跡鑑定
引用
出典:高山市議の怪文書訴訟:藤江市議が逆転敗訴ー毎日新聞 2008年6月12日
複数の男性と関係したとのうそを怪文書に実名で書かれたとして、高山市の藤江久子市議(55)が松本紀史(きし)市議(64)を相手取り、慰謝料の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が11日、名古屋高裁であった。西島幸夫裁判長は「松本市議が文書を作成、送付したとは認められない」として、松本市議に慰謝料の支払いを命じた岐阜地裁高山支部の1審判決を取り消し、藤江市議の請求を棄却した。

 怪文書は05年2月、高山市と9町村との合併に伴う増員選挙の際、当選した9市議に届けられた。1審判決は「筆跡鑑定の結果などを総合的に判断すると、松本市議が議会会派での多数派工作として文書を作成したと認めるのが相当」と、慰謝料50万円の支払いを命じた。

 だが西島裁判長は「筆跡鑑定は鑑定者の主観に左右されやすく、決定的な認定根拠となり得ない」と指摘。「松本市議が多数派工作をしなければならない理由はない」と判断した

以上毎日新聞より引用

筆跡鑑定を信用するか信用しないかで、地裁判決と高裁判決の結論が逆転したようです。
私の経験でも、筆跡鑑定というのは、鑑定者によって、まったく逆の鑑定をされたことがあります。その意味では、高裁判決の方が常識的な判断でしょうね。

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